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倒産知識

利口な倒産とは

  • 倒産をソフトランディングさせ、強い経営体質に変身させ、金融機関に借入金返済の条件変更をさせる。
  • 貸し渋る金融機関と根強く交渉して元金返済の凍結と金利の利下げ。
  • 倒産しても、仕事は続け再起をはかり、倒産処理をしながら新会社に移行。
  • 金融機関・社員・取引先にどこまで迷惑をかけられるのか、会社の縮小は拡大より難しいが心を鬼にして。
  • 社長の経営責任は自ら命を賭けるほどの「重さ」があるのか、その場の債務支払いと事業継続しての債務支払いはどちらが大切か?
  • 事業を継続していれば、借入債務は話し合い次第でどうにかなる場合が多い。
  • 銀行との駆け引きで倒産回避。
  • 別会社への迂回により事業を継続し銀行借入がチャラ。
  • 常に、専門職(弁護士・コンサルタント)をおく。
  • 絶対に高利貸しには手を出さない。目の前にお金を積まれてもその時だけあとから地獄が。
  • etc(詳しくはご連絡ください)

倒産もタダではない

会社の葬式(倒産)を出すにもお金がかかるのです。まさに「地獄の沙汰も金次第」なのです。
たとえば、「予納金」であり、「弁護士費用」であります。もしこのような費用が残ってないと弁護士を依頼するのは難しくなるでしょう。「地獄への水先案内人」が雇えないのです。
このように考えますと、倒産のための費用(体力)が用意してないのは「悪い倒産」の見本のようなものです。

連帯保証人制度はやめろ

一番悩み決断できずに悲惨な倒産をまねくのが、連帯保証人がついた債務があるときです。特に商工ローンなどは、申込人に融資するのではなく、パンク寸前とわかっていながら連帯保証人の保証能力で融資するのです。
ですから、商工ローンなどは保証限度額を連帯保証人保証能力の最高限度額まで設定するのです。
それも、初回だけの保証契約で有効なので、苦しい申込人は追加融資を受けてしまい、連帯保証人は当初の融資金額しか知らず、いざ申込人が倒産(返済が遅延)した場合、実は保証限度一杯まで債務がふくれあがり自分で思っていた金額より莫大な請求がきます。
これでは、連帯保証人も倒産してしまいます。これを、「道ずれ契約」・「心中契約」と呼ばれています。このようになってからでは遅いのです。
早めのご相談お待ちしています。

商工ローンに手を出していたら

債務整理を行ううえで商工ローン等と闘う強い意思決定が必要です。そして、前にも書きましたが、連帯保証人へのケアーが必要です。
あとは、法律的根拠と相手の保全策の確認をして、いよいよ闘いの第1歩です。
まずは、売掛債権をめぐる攻防戦が始まります。
それにしても、社長1人でこの困難な闘いに臨むのは大変でしょう。苦境の中にある中小零細企業の、生き残りをかけた闘いをサポートするコンサルタントが、今の世の中には最も求められていることを痛感いたします。
ぜひご相談ください。

銀行との交渉の際には

銀行の担当者が貸し渋りを行うのは、貴方の会社が優良企業ではないという、銀行内部の査定が働いているからです。
「長い付き合いだから救ってくれるはず」という銀行の性善説などは信じないほうが良いでしょう。貸してくれないなら、返さないという背水の陣でのぞみましょう。返済渋りで反撃を。
ただし利率を下げさせたうえで、利息は支払い銀行に対して、「元金返済を求めるな」と交渉しましょう。

リスクマネジメント、倒産を回避するために

  • 倒産を風耳に惑わされずに正確に理解しよう。
  • 倒産と回避の分岐点はどこにあるのか日ごろから考えよう。
  • 倒産のきっかけはどこにあるのか。倒産の処理方法を知っておこう。
  • 倒産を回避する知恵を身につけよう。
  • 倒産しない経営体質に転換するために日々努力しよう。

誰に相談すればいいのか

倒産は生涯に1度あるか2度あるかといった非常に苦しい土壇場ですから、親身になって考えてくれる人に出会えるか否かはその人の運であるともいえるでしょう。
危機的状況の会社は現在たくさんあります。そしてその経営者たちは、金融機関から見放され、弁護士や従来の経営コンサルタント(マーケティングや人材育成等専門)からも見放され、非常に孤独な闘いを強いられているのです。

倒産という状況の中では人間はそんなに強くありません。朝から晩まで、債権者に金、金と追いまくられ、視野が非常に狭くなってしまいます。「心底疲れた」と思うこともあるでしょう。「まさか自分が街金に手をだすようになるとは・・・」と思っていても、今日明日生き延びるために、街の高利貸しに手を出したりするものです。

しかし最近、経営コンサルタントの人の中にも、倒産や破産そして債権回収の相談に乗る人が増えてきました。
また弁護士でもこうした問題に取り組む人も増えてきました。私どもは弁護士と経営コンサルタントが手を組み、経営の危機に直面する人たちの相談に乗るべきだと考えております。

会社は倒産するもの

会社というものは人間と同じで寿命があります。病気にもなります。人間でいう命日が会社の倒産日なのです。
もちろん病原体を早期に発見し手術をすれば立ち直りますし元気が出ます。発見が遅れ患部の痛みを取り除くために麻薬(高利貸し・融通手形など)を使用しますが、それも回を重ねるごとに効かなくなり、無制限に量を増やさなくては効かなくなりやがて力尽きるのです。
お医者さん(経営コンサルタント)に早めに診てもらい永遠の命(存続)を手にいれてください。

倒産劇を操る黒い影

必ずと言っていいほど倒産劇には黒い影が忍び寄ります。
「整理屋」「損切屋」「高利貸し」といわれている人たちなどなど・・・この企業を食い尽くす「闇世界」の住人たちに介入され食い物にされるという人は、おおむね人が良く、人を信用しやすいという欠点があるのですが、より本質的な欠点は「欲張り」だという点です。
高利貸しがうまい話を持ってきます。それは人がいいから乗るのではなく、自分が欲張りだからそんな話に乗るのです。
そうそううまい話はこの時代にはありませよ。

倒産の少ない社会に向けて

私どもトータル・マネジメント・グループでは少しでも悲惨な倒産劇がおこらないように豊富な経験と優秀な人材、他を圧倒する情報収集力で日々相談者の皆様のニーズにこたえるべく活動しております。

終わりに

2019年も中小零細企業にとっては益々厳しい環境が続くと思われます。
仕事がしたくとも仕事がない、仕事が入っても銀行が融資しないetc。 ・・・そして倒産・・・ もちろん何が何でも倒産という事態をさける努力をしなければなりません。
そうなる前に経験豊かな専門家に相談する、けして経営者は孤独にならないことです。
倒産は最後の敗北ではないことを知っておいてください。

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