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今までいろいろな倒産の相談を受けてきまして改めて感じることは、会社の経営者はつくづく孤独なのだということです。
「相談する相手がいない」と皆さんおっしゃいます。いろいろな環境が経営者を取り囲んでいるはずなのに、危機に直面すると本当に相談できる相手がいないのも事実なのです。

従来の「経営コンサルタント」と言われている人たちは、情報収集や人材教育そして数字上の論議などは得意でも、倒産という修羅場の解決には二の足を踏む人が多いようです。仕事の性格上苦労が多いこと、報酬面で不安が残るなどの他に経験に乏しいということもあるようです。

結局、いざ倒産の危機という状況の中では、蜘蛛の子を散らすようにいなくなっているものです。ですから今までは、相談すると言えば弁護士しかありませんでした。
弁護士は、全てを合法の範囲で運用しようとします。
倒産でも法的整理を選んだ場合は、大企業には有利ですが、中小零細企業の場合メリットはほとんどありません。
「弁護士さんだから間違えない」と安心したいでしょうが、倒産についてはグレーゾーンがあります。
非合法ではないが、ほめられるようなことではないことや、誰も知らない合法的な倒産処理方法など、それらは、倒産の当事者が再建・再起できる可能性が非常に高いものが多いのです。

倒産は法律関係だけの交通整理でできるものではありません。
倒産には「法的整理」と関係者が話し合う「任意整理」の二つがあります。
そして圧倒的に「任意整理」が多いのが現実です。迅速・簡便であるというだけではなく、倒産はやはり法律ではカバーできない人間的要素が大きいからでしょう。
こういった時には、多くの事例に対応してきた経営のプロ、専門家のアドバイスが役に立つことは言うまでもありません。

会社の倒産や個人の自己破産は、それが誠実に生きていた人ほどおおきなダメージを与えるものです。相談される経営者の方々は、皆さん会社の経営に全力で真剣に取り組み、そのあげくに破綻され倒産を目の前にして途方に暮れている方々ばかりなのです。倒産するとどうなってしまうのかを本当に知らない方ばかりなのです。

そこで私は真剣に総合的な危機管理コンサルタントとして、孤独な経営者の話し相手になり倒産の回避、手遅れでどうしても回避できない場合は、『利口な倒産』を目指し経営者の再建・再起の志を蘇らせ、そして励まし勇気をあたえ、経営者に自信を回復させるようコンサルティングしてきました。

ルプレジャパンは経験豊かな専門スタッフを集め、より一層皆様のご要望にお応えしていきたいと思っております。